chao's blog

私の好きな事のはなし、そして、仕事のこと。

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10年越し

画像-0269
10年前の結婚して3ヶ月目の事。
自分が癌である事が分かりました。
それも卵管癌。
卵管に癌ができ、子宮に転移していたのです。
これは25歳の時の事でした。

癌て、40歳過ぎの大人の病気だと思っていました。
あまりに唐突の事で、私自身全くピンと来なかったです。
たまたま受けた検診。なんの前触れもなく本当に
仕事の合間に「ちょっくら受けてみようか」と言う軽い気持ちで入った産婦人科。
あれよあれよという間に闘病生活に入ってしまったんです。

25歳で癌になるという事は進行も早く、
命に関わってくる話になるので、
とにかく卵巣と子宮の全摘手術を選択する他ありませんでした。
だから、私は将来の子供の事をじっくりと考える事もなく決断した手術でした。
もちろん旦那も、そして家族みんなも。

一度目の手術で右の卵巣をとり、左の卵巣子宮に転移している事が分かり
二週間後に、二回目の手術をしました。
残りの卵巣、子宮、そしてリンパ節を切除しました。

その後月に一度の抗癌剤治療を3ヶ月行いました。

早期発見という事で、他への転移はなく、
最初の抗癌剤が私との相性もよくどんどん癌細胞が無くなって行きました。
運がよいのかどうか分かりませんが、髪の毛が抜ける事もありませんでした。
総合的に、悪運が強い私です。
何で、あの時に産婦人科によろうと思ったんだろう。
そう思うと、ほんと悪運が強い。としか言いようがない。

この抗癌剤を投与するために腹部に入れていたのが
このインフューザーポートというものでした。

このポートから抗がん剤を投与して、体全体に薬を行き渡すというもの…


アレから10年経ち体も心も健康になりました。

だから、ここら辺で一区切りするために今回の手術を受け、
このインフューザーポートを取り出す事にしました。
10年経ったから、取り出せたのかもしれないな。
私の中のお守りみたいになっていたので、
もうこのお守りがなくても自分で頑張れる。って思えたのかもしれない。


この10年でいろんな事もありました。
大切な母と大切なおばあちゃんの死。
自分の事ではたった一度の人生だから。とイラストレーターにもなれたし、
また挑戦!と二級建築士の資格もとった。
旦那も起業し今のところ順調です。

この病気がなかったら今の私はなかったんだろうな。と思っています。


今回の入院で、ブログを通してみんなにいろんな事を知ってもらいたかったので、
ちょっと赤裸々だったかもしれませんが、いろいろ綴って行きました。

病気とは無縁のような、一見元気な私ですが
実は癌になり、いろんな事を経験して今がある事を知ってもらいたかったんです。
うまく言えないけど、これを知ってもらって、
それぞれみんなが何か感じてもらったら良いかなって。
こんな人でも頑張ってるんだ。とか、いろいろ。

あと、私の一番の10年越しの思いは、
子供が欲しくても授からない人たちにメッセージとして残したかった。

わたしも、病気後は子供が普通に産める人たちをうらやましいと思ったし、
自分の人生なんて、もう最低。
今後何も楽しい事なんて望めない。とすごく悲観しました。

代理母の事をいろいろ調べたり、
現実問題としてお金がかかりすぎる事や、
どうやったって、私とは血のつながった子供ができないこと。
いっぱい泣いて悩みました。

けど、たった一度の人生。こんなことで負けたら悔しすぎる。
と考えを改め今の私になったのです。
本当に強くなりました。

子供が出来ない事って、子供が出来ない人にしかきっと分からない苦しみなんです。
だけど、苦しさばっかりに溺れてしまわず、
また別の人生もあるんだよ。と言うことを知ってもらいたかったから。

子供がいなくても、いっぱい楽しいし、いろんな事を勉強させてもらえる。
会社が子供だったり、作品が子供だったり。もちろんウチのニャンズも大切な子供だし。
そうやって、是非子供が産めない人たちのために、
このわたしの経験がささやかな光になれたらいいな。って思った。
子宮も卵巣もない私だから言える事なんじゃないかなってね。

そんな訳で、私はこうやってブログに綴って行きました。

あ、そうそう、もう一つお願い。
乳がん、子宮がんなどの検診は是非受けてください。
早期発見だとしたら、必ず治る病気です。
20代だから大丈夫。じゃなく、女性なら必ず検診を受けて欲しいと思っています。

わたしも、乳がん検診を受けないといけないのについ怖くて受けてませんが、
この夏の間には検査をしてもらおうと思っています。
 
いつかこの経験をイラスト付きの本で出版できたらいいな。(ただでは起きないタイプw)
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